尼崎市 計算科を全市立小学校に導入!

朝日新聞の阪神版、2月2日の朝刊より

尼崎市は09年度から、そろばんを使って計算力を養う、市独自の科目「計算科」を全43市立小学校で導入する方針を決めた。

全校に拡大することについて、市教委は「導入校でのアンケートで、児童・保護者の評価が高かったため」と説明している。

市教委によると、実施校を対象にしたアンケートでは、児童から「そろばんで算数が楽しくなった」「集中できた」などの回答があり、保護者からも「計算が速くなった」「落ち着いてきた」と評価する声が多く寄せられたという。

同市は、算数と総合学習の時間を活用して、年間35時間を計算科に充てる。対象は3・4年とし、新規実施校については3年生だけで始め、2年目以降4年生に広げる。

**このような記事が載りました。尼崎市は2004年から段階的に「そろばん教育実施校」を増やし、2008年には21校となっています。大きな成果が見られた結果、市内全校43校に拡大することが決定したものです。**