「そろばん甲子園」今年で終了  <産経新聞>より

アップ、ご無沙汰いたしておりました!! 20日締めの作業などでバタバタしておりました。

産経新聞 2009年7月29日の朝刊に出ていた記事です。

「播州そろばんの産地として知られる兵庫県小野市で昭和30年から毎年8月に行われ、”そろばん甲子園”として親しまれてきた「全国高等学校珠算競技大会」が8月19日の第55回大会を最後に幕を閉じることになった。・・・中略・・・そろばん甲子園は昭和30年に始まり、阪神大震災があった平成7年に中止となった以外は毎年開催している。・・・中略・・・市によると、昭和61年の93校561人をピークに、参加数は年々減少。さらに、ほかの団体主催の全国大会が同時期に開催されるようになり、高校生の”掛け持ち出場”が経済的にも難しくなった。昨年のそろばん甲子園の出場は56校288人に落ち込んだ。・・・中略・・・蓬莱務市長は「そろばんを普及させたいというわれわれの理想と現実とにギャップが生じた。もう行政が主催する時代ではない」と話している。

 という記事でした。そろばん人口が現在も減少し続けている訳でなく、却って盛況になったため、同じ8月に3ヶ所で全国大会が開かれている、という事が「そろばん甲子園」終了の理由のようです。

ちなみに雲州堂は、全国珠算教育連盟主催の全日本珠算選手権大会(8月8日開催なので通称パチパチ)には毎年お手伝いに行っております。今年は栃木県で開催されます。