凄いぞ!そろばん

日本珠算連盟が発行している小冊子の「元気レポート」から抜粋です。日本珠算連盟の公式ページ「ソロピカ博士のホームページ」は雲州堂の<関連リンク>からも入れます。 http://www.syuzan.net/

凄いぞ!そろばんー1

(1) 数学大国ハンガリーでそろばんが大ブーム!

   現在、ハンガリーに3000ある小学校の内400校でそろばんが導入されています。日本のそろばんは、計算力を培うトレーニングの一方で、右脳教育や集中力、忍耐力を付けていくことが目標とされています。これに対し、ハンガリーにおけるそろばん教育の特長は「考える力」を身につけること。一人一人の個性と能力を最大限に引き出すことが重要なテーマになっているハンガリーにおいて、そろばんは、今や欠かすことの出来ない重要な学習具となっています。

(2) そろばん特区で凄い効果!

   2004年、そろばん特区によるそろばん教育を開始した尼崎市の小学校で、素晴らしい効果が表れています。アンケートによる、保護者の具体的評価として・・・「教育特区は大変良い」が86%。「そろばんが上手くなった」が94%、「計算が速くなった」が43%、「そろばんが役に立っている」が48%という結果が出ました。様々な試みの中でも、保護者の方々からのこれほどの高い評価は初めてとのこと。

(3) 小学校へのアンケートで分かった凄いそろばん効果!

   千葉県の大喜多小学校では、授業前の10分を「朝のそろばん練習」に当てています。これは、一日の初め、頭をすっきりさせ、集中力をもって授業に入れるようにするためのもの。これに対するアンケート結果でも、集中力、意欲、コミュニケーション能力など、計算以外の部分にも変化をもたらしていることが分かりました。

(4) 見取り算が脳を活性化させる

   このレポートは、雲州堂でよくご紹介しております東北大学の川島隆太教授が脳機能イメージング計測を用いて検証することを目的として行った研究です。実験の結果、珠算経験者も未経験者も、見取り算が(暗算・黙算・見取り算・読み上げ算の内)最も背外側前頭前野を活性化させることがわかりました。

(5) 最後に「ソロバン応援団の《そろばんはここが凄い!》」というページに、パナソニック株式会社の珠算部部長・岡田さん、東北大学教授・川島先生、など有名人がそろばんへの熱いメッセージを届けてくださっています。

 

凄いぞ!そろばんー2

 

 

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