《市報 あまがさき》 より

今回は、「市報あまがさき」 平成21年8月号に特集されている<そろばんで脳力アップ>の記事より・・・。

あまがさき 表紙

本市では、平成16年度に全国で初めて、小学校でそろばんを使う授業「計算科」を導入し、今年度からはすべての小学校で実施しています。ここでは「計算科」導入時からのモデル校・杭瀬小の取り組みを中心に見ていきましょう。詳しくは市役所学校教育担当 ℡06-6489-6727へ。 という出だしで特集が始まります。

教育委員会が3月に行った計算科についてのアンケート結果では・・子ども達の約40%が「計算が速くなった」、約35%が「計算科は、ほかの授業や生活で役に立つ」と感じています。

また、90%以上の保護者が、計算科の取り組みは「大変良い」「おおむね良い」と評価しており、子ども達への評価として、80%近い保護者から「計算力が付いた」「暗算力が付いた」「計算に意欲的になった」「集中力が付いた」など好評を得ています。

計算科で学んだそろばんの学習成果を試す場として。杭瀬小では毎年1回「キッズ計算カップ」を開催しています。そろばんを使った種目は、「読み上げ算」「計算リレー」「買い物競争」の3つ。それにそろばんを使わない「読み上げ暗算」を加えた4種目で得点を競います。

また、学年末には、10級から師範までの13段階のレベルに分けた「キッズ検定」を実施しています。

このほか、総合老人福祉センターでは、市内在住の60歳以上の人を対象にした「そろばん塾」も開催しています。会長の秋山光子さんは「昔から<読み・書き・そろばん>が大事だと言いますが、今ではそろばんが一番大事じゃないかと思うくらいです。」と話しています。

尼崎商工会議所の「珠算検定」の受験者は平成16年頃から増える傾向にあります。これはそろばんの効果が、小学校の授業だけにとどまらず、保護者などを通じていろいろな所で見直されていることが理由の一つだと考えられます。

市報 あまがさき

さすが!一番最初に「計算科」を設立した尼崎市だけありますね!取り組みが本当に真剣で、それにつれて成果が出てくるのも当然かもしれません。私達雲州堂のスタッフは、当初から尼崎市の取り組みについては興味を持っており、データが出てくるのを楽しみにしておりましたので、予想通り,素晴らしい結果が出たことに満足しています。