<トクサ>・<ムクノキ>・<モクロウ>について

先日から、「そろばん四方山話」に <雲州そろばん その伝統的技術と技法 1~6> 動画

や、「そろばんコレクション」に <永台手作りの夫婦箸> <初代永台作 川村式そろばん>  などをアップさせていただいております。

このような伝統的な技法を使って作るそろばん作成工程に欠かせないのが、自然の草木から採った研磨材や艶出し材です。 動画を1~6までご覧になって頂きましたらわかりますように、算盤製造の各工程(軸の工程・枠の工程・仕上げの工程)の最後には、必ず<サンドペーパー><トクサ><ムクノキ>そして<モクロウ>が登場します。もう20年ほど前の話になりますが、2代目雲文さんが大阪難波の高島屋百貨店の《伝統工芸士の技》の催しに実演販売にいらっしゃったことがあり(その頃は数ある伝統工芸の売り場の中でも、そろばんの売上がダントツで誇らしかったです!)、その時にも<トクサ>をご持参なさって美しく磨いていらしたのを覚えています。

以前、<雲州名工との対話>の所でもウィキペディア等の情報を付けましたが、今回もう一度「トクサ・・・ってどういうもの?」とかの疑問を解消するために情報をくっつけました(^^v

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