そろばんネタ帳

そろばん四方山話

055)「素晴らしき数学世界」折り紙とそろばん

 
素晴らしき数学世界

最近、歳をとったせいか、色々な人とのつながりの深さに感銘を受けることが多くなりました。今回の本稿も、そんな人とのエニシにからむ話です。少し回りくどいですが、お付き合いください。

 

先日、私の高校時代の同級生から高校時代の恩師について、連絡がありました。

私の高校時代の生物の先生が筑波大学の生物学教室に入られ、教授を定年退官後、「折り紙の研究」に力を入れておられるということは何度も聴いていました。

この度、「素晴らしき数学世界」アレックス・ベロス著 早川書房刊 という単行本に掲載されたので、皆さんで見てあげてくださいという連絡でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

素晴らしき数学世界

 

左図では見にくいかもしれませんが、「芳賀の定理ー現代のピュタゴラス」という立派なタイトルで、4ページにわたって先生の折り紙理論が紹介されています。ちなみに、その先生の名前は「芳賀和夫先生」です。

 

 
 

ところが 、ここから話は急展開。

その本を見た同級生から、「そろばんの話が出ているので、見た方が良いよ・・?」という連絡が入りました。

 
素晴らしき数学世界

 早速購入してみると、たしかにそろばんに関する記述が多いのです。

 数学好きの新聞記者の文章ですので、素人にも分かりやすい内容です。

特に、小職の興味のある「位取りという普遍原則」など、そろばん周辺の数字に対する記述も分かりやすいモノでした。

 

 

 

 

素晴らしい数学世界
もちろん、日本のそろばんに関する記述も多く、東京の宮本裕史先生のそろばん教室に関する記述は6ページにわたります。

 

ご興味のある方はぜひご覧ください。

また、芳賀和夫先生に連絡をとりたい方もご連絡ください。以上