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☆☆ 今年の全日本ユース大会のお知らせ ☆☆

毎年恒例の、15歳以下の少年少女が素晴らしい集中力で難問を解いていく《全日本ユース珠算選手権大会》!!!

2022年は、新型コロナウイルス感染症拡大防止に工夫し、予選・決勝 の2段階形式にする、などの対策をしながら

4月24日(日)に開催する、とのご連絡をいただきました。

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雲州堂のホームページの<そろばんムービー>には、実行委員長の金本和祐先生から頂戴した、DVDからの抜粋を載せております。

ユース大会での白熱した競技の模様をまとめたDVDで、小さいお子様も本当に真剣なまなざしでそろばんに向かっていらっしゃる姿は圧巻です。
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今年、2022年のユース大会の詳細を頂きましたのでお知らせさせていただきました。

 

(注)コロナ禍の状況により、開催要項が変更する可能性もございます。

☆レバノンのお話☆

遠い遠い中東のレバノン・・・そこで「そろばん」がブームなんですよ!!

 

私達、雲州堂のスタッフは、その昔、電卓にそろばんが押され、そろばん人口が激減した時、「いつかきっとそろばんの良さは日本以外の世界の国から認められ、逆輸入されて、その時やっと日本人もそろばんの良さを再確認するだろう!」と、<そろばん屋さん>を止めずに頑張ってきました。

逆輸入の前に、「脳トレ」ブームが日本にやってきて、少しだけ早く「そろばん」の良さが見直されるようになりましたが・・・やはり世界の国々は「そろばん」の良さを放っておきませんでした。

最近はあちこちの国で「そろばん」や「そろばん式暗算」が活発に指導されています。

「日本式のそろばん計算方法」ではない学習方法で学んでいるレバノンのような国も多くなっています。

 

《そろばんと脳トレ》 にレバノンのそろばん事情をアップしました。 観てください。 そして日本人として、これから「そろばん」とどう付き合っていくのか、考えてみてくださいね☆

 

☆そろばんと脳トレをアップしました☆

<そろばんネタ帳> の中の 《そろばんと脳トレ》 に新しい記事をアップいたしました。

5月29日に東京広尾の聖心インターナショナルスクールにて行われました「そろばん授業」の様子をご紹介しています♪

 

講師をして頂いたのは、以前NEWSでご紹介させていただきました谷賢治先生!(2009年12月15日のNEWSにてご紹介)

そして、弊社の <わかりやすい小学校そろばん3年・4年用> のソフトも使っての授業となりました。

 

どうぞご覧下さい! 近々ムービーもアップする予定です☆

<文具知識 能力検定>のお知らせです

今年もやります! 「いま始まる文房具の最強検定」 文具知識能力 第5回 WEB本試験です。

 

受験受付    :      3月16日(金)午前10時 ~ 4月18日(水)午後5時まで

本試験実施日 :      4月20日(金)午前10時 ~ 4月23日(月)午後5時まで

試験会場    :      インターネット環境があればどこでも

受験料     :       無料 

出題数     :       50問(全問4択)

制限時間    :       30分

合格ライン   :       80点以上(40問以上)

 

希望者には有料で(3,150円)合格証を発行してくれます。

詳しくはホームページをご覧下さい! →   http://www.bungukentei.jp/

<そろばんと脳トレ>にアップしました

雲州堂が、サクラクレパスと開発・製作いたしました 「わかりやすい小学校そろばん」 のソフトを、なるべくたくさんの小学校の先生に知っていただこう!!・・・とスタッフKはあちこちで、デモやプレゼンを致しております。

 

1月も各地に出かけていってご紹介しており、その様子を <そろばんと脳トレ> にアップいたしました。

電子黒板に映ったそろばんは、手で触れると動きます(フリーそろばんの項)。

ご参加頂いた先生方にもご好評を頂いております。

<ネット世代は不親切で育む> 日経MJの記事より♪

昨晩、晩御飯を食べた後・・・急に「甘いものが食べたい!」と思い、冷蔵庫の隅っこにチョコレートの食べかけ、とか残っていないか探し回りました。 結局「水羊羹」が賞味期限ギリギリで残っていたのを発見し、ありがたく頂きました~^^

そういえば台風のあと、寒いくらいに涼しかったですね。暑い間はチョコなんて食べる気しなかったのに、涼しくなったとたん・・・秋は太るはずですう^^; テレビでもチョコ関係のCMが急に増えました。いよいよ秋本番です!!

 

先日の<日経MJ>に面白い記事が出ていたので。

・・・日能研の横浜市内の学習塾にて、定期テストの4教科が終わると、塾の先生は生徒から答案用紙を回収すると、おもむろにスキャナーで答案用紙を読み取る。 そして10分ほどで先ほど集めた答案を一斉に返していくが、答案用紙には〇×などの採点は一切無い。 この時点では生徒は自分の得点が何点で、どこの問題を間違えたかはわからない。

  生徒には答案を返した後に解答集が配られ、帰宅してから各自でじっくり答えあわせをする。

  スキャナーで読み取って採点した答案用紙は、テストが終わった翌週に生徒と保護者向け個人情報サイトに掲載。ネット経由で確認できる。

  すぐに採点すると、生徒の注意は結果だけに向かい、テストではやま勘で書いた答えでも、合っていればそのまま解説には目を向けない懸念がある。採点しなければ解答集と自分の書いた答案を丁寧に見直すようになり、復習の効果が高まるというのが狙いだ。・・・

 

このような記事でした。これは、いつもご登場頂いております金本和祐先生(星の郷総合教室)の「あ、そうか体験」と同じような考え方ですね、お仕着せで教育する時代は終わり、自分で考える力を身につける教育の裾野が広がっているように感じられました。

 

 ☆朝日新聞の教育欄に金本和祐先生が登場☆

雲州堂の記事の中にも何度もご登場頂いております 金本 和祐先生 (大阪交野市で”星の郷総合教室”という大人気のそろばん教室を開いていらっしゃいます)が、朝日新聞の教育欄「花まる先生」(8月13日付)に登場されました!!

 

今回の記事の中では、金本先生の持論である「教えすぎない」授業が、「あっ、そうか体験」として紹介されています。

詳しくは 《そろばんと脳トレ》 に入ってみてください~^^

 

☆☆朝日新聞の{花まる先生}の記事をお読みになりたい方は こちら をご覧下さい☆☆

「中国珠算教育問題研究会」様の資料より

忙しさにかまけて更新を怠っておりました<珠算界のいろいろ情報>、久しぶりに更新させて頂きます。

 

今回は 「中国の珠心算教育情報を日本に伝える研究誌」 を編纂なさっていらっしゃいます 東大阪市の大谷茂義先生 からお送り頂いております <中国珠心算簡紹> という冊子の 「2010年冬号」から情報をお借りいたしました。

 〇  まず、第3回世界大会が2009年8月16日に開催された記事です。日本からも3名の選手が参加し、益田明先生が引率されました。今回も優勝は中国の選手。日本は6位がトップでした。

ここに引用している画像は2002年に写した写真です。向かって右の選手が今年優勝した朱さんです。この写真は大変貴重な、めったに見ることの出来ないものだそうです・・・というのもこの時参加された西川善影先生が、”一口清算法でどのような運算をしているか”を知るため特に頼んでそろばんを弾いてもらったからです。読上げ算以外はすべて暗算なのでそろばんで計算する写真は珍しいのです。

 
世界大会

 

「算盤で計算するときの腕の位置が独特だが、この姿勢だと余分な力が入らない。両手算法もごく自然である。算盤は、日本のそろばんよりやや大きく、珠も丸みを帯びた少し大きい珠である。」ということです。

(中国では、珠心算というように算盤を使うのはごく最初だけで、すぐに暗算に行くので、日本のように算盤の精度などはあまり気にしないようです。 )

今回の世界大会には、日本・韓国・米国・インドネシア・マレーシア・シンガポール・中国・香港・台北の9つの国と地域から選手138人、監督・専門家など合わせて300人近くが参加しました。

競技会の他に、世珠連心算教育学術交流シンポジウムも開催され、30編の論文も集まり講演を行ったそうです。その中で、”珠心算過程における脳の活動構造は、珠心算教育が、小学校の知能指数・記憶力・注意力・思考能力・表象能力などに対して全体として知力発展を促進する役割のある”ことを実証できました。

 

 〇  そして今年の話題です。 <上海万博> に、中国珠算教育問題研究会さんが計画し、国際珠算普及基金さんと協力して、アジアエリアに設営される「アジア広場」で”そろばんショー”を行いたいと準備を進められています。日程は、7月25日から28日、公演日は26日の予定だそうです。上海万博に行かれる皆様!一度「アジア広場」をのぞいてみて下さいね!!

《外国人のための珠算講座》 を取材いたしました!

ニュースのアップが滞ってしまいましたm(_ _)m。 スタッフMの風邪は、熱も微熱しか出なくて前に進まず、なかなか咳が取れなくて長引いています。日本列島「冷蔵庫」状態の今日この頃・・・皆様!お風邪にはくれぐれもご注意くださいませ^^;

 

1月9日土曜日、大阪商工会議所5階にあります「大阪珠算協会」の事務所にお邪魔致しまして、毎週土曜日の午前中に開催されている 《外国人のための珠算講座》 の見学・取材を致しました。

Abacus Class For Foreigners
 

お正月の第1回目ということもあり、参加された生徒さんは普段より少なかったようですが、一生懸命そろばんに取り組む生徒さんの姿、そしてマンツーマンで指導にあたっていらっしゃる先生方の熱心なご指導を拝見できて本当に感激いたしました。

珠算講座風景 その1
 
珠算講座風景 その2

珠算講座風景 その3

珠算講座風景 その4

生徒さん、といっても皆さん素晴らしいキャリアを持っていらっしゃるスペシャリストの方ばかりで、「日本文化としてのそろばんを体得しよう!」という方、「算数・計算が苦手なので克服しよう!」という方、また日本人の方で、「これからアメリカに行ってそろばんを教えたいので」という方等等、皆さん目的をしっかり持たれて練習に励んでいらっしゃいました。

また、先生方もせっかくの土曜日にもかかわらず(ほとんど手弁当で?)たくさんお集まりになり、英語での読み上げ算や暗算のご指導などを熱心になさっていらっしゃいました。毎週、本当にお疲れ様です。

 

 

珠算講座風景 その5

インタビュー

珠算講座風景 その7

今回、雲州堂の取材として、《外国人のための珠算講座》に出席された生徒さんにインタビューを致しました。皆さん日本語もたいへんお上手ですが、日本語と英語でいろいろおしゃべり頂きました。

 

 

 

そして最後に、大阪珠算協会副会長の 森友 建先生 に、《外国人のための珠算講座》の意義や概要を、これまた日本語と英語でお話し頂きました!!

今回取材中に撮りました動画は、ただ今編集中でございます。近いうちに雲州堂のホームページに<動画コーナー>を新しく増やし、そこでご紹介をさせて頂く予定です。もう少々お待ちくださいませ(^^v

 

「日本珠算連盟そろばん有識者懇談会提言」より

今日は金曜日!お休み前に、日本珠算連盟が発行している「日本珠算連盟そろばん有識者懇談会」での報告の冊子より抜粋いたします。

この懇談会(平成21年3月)では

(1)そろばんと教育・・・尼崎教育特区の計算科の報告や、算数教育に「学習具としてのそろばん」が成り立つかの検証など

(2)そろばんと脳・・・脳機能計測実験のレポート紹介

(3)そろばんと文化・・・「21世紀の寺子屋」としての観点からそろばん教育のあり方について。

(4)今後のそろばん普及のための提言

等となっていますが、その<資料編>として、京都府教育委員会が行った「小学生に対する珠算に関する意識調査結果」というものが載せられており、面白かったので抜粋してみます。

  この調査は、2008年6月に京都市立小学校から地域的バランスを勘案して6校を抽出し、3学年から5学年のうち、各学年1つの学級の児童に対して行ったアンケートです。3年生・156名、4年生・169名、5年生・170名の合計495名に実施しました。アンケートの内容は「あなたの好きな教科は?」「そろばんは便利な道具だと思いますか?」「そろばんを使って実際に計算したことがありますか?」など7-8問です。

その中の「そろばんの勉強は楽しみですか?」の3年生に対するアンケートの結果

 (楽しみにしている)の理由

  ・算数が好き。計算が好き。

  ・お父さんお母さんとやると楽しい。「おもしろいよ」と言われる。

  ・指で玉をはじくのが楽しそう。動かしてみたい。

  ・算数は嫌いだけど、そろばんは興味がある。    など

 (楽しみでない)の理由

  ・算数が嫌いでむずかしそうだから。やり方をしらない。

  ・すでに習っているけど、あまり面白くない。

  ・上に上げたり下げたりしてややこしそう。      など

次に「そろばんの授業は面白かったですか?」の4年生、5年生に対するアンケートの結果

 (面白かった)の理由

  ・計算は苦手だがそろばんだと楽しく、しっかり計算できる。

  ・そろばんをはじく「かちゃかちゃ」という音が面白かった。

  ・そろばんは使い方が簡単で、便利で楽しい。筆算より簡単に速く計算できる。

  ・そろばんを習っているからたくさん発表できた。みんなでやると楽しい。

  ・両手を使うので頭を使う。使い方が分かったら面白くて凄いものだと思った。    など

 (面白くなかった)の理由

  ・ややこしくて面倒。慣れていないので使いにくく、筆算や暗算でやった方が速い。

  ・家で使うわけでもなく、学校でも使わなくなったから、意味がない気がする。

  ・授業の最初にそろばんを用意するのが面倒。

  ・指が疲れた。練習してもできなくて、おこられたから。

  ・計算の仕方が全然分からなかった。計算が嫌いなので速くて追いついていけなかった。   など

「珠算アンケート」の結果について(3~5年を通して)

*好きな教科の傾向に学年差はあまり見受けられない。

*そろばん履修前の3年生では7割ほどの児童が「そろばんは便利」というイメージを持っているが、履修後の4,5年生では割合が減ってきている。

*4年生より5年生のほうが学校以外でそろばんを習っている割合が若干高い。

*4年生より5年生の方がそろばんへの興味・関心が低下傾向にある。

という報告がありました。学年があがるにつれ、しないといけない事の優先順位が変化していくため、そろばんにばかり興味を持っていられない、という現状があるのか・・・と感じました。

なかなか面白いアンケートだと思いましたので、ご報告させていただきました。     以上(^0^v